MeM0

おそらく好きなコンテンツの話か雑記

新すばらしきこのせかい

youtu.be

自分の好きな「すばらしきこのせかい」シリーズの最新作が発売されて週末でクリアした。人生で好きなゲームを3つ上げろって言われたらその中に入れる程度に前作は好きだったので、続編発売の報は大分不安だったけど実際遊んだら前作の雰囲気が全て残ったままシナリオがきれいに収まって、一つの漫画がきれいに完結したような読後感があった。ありがとう開発スタッフ。

前作は学生のころにやっててこの会話中に現れるようなセリフに影響を受けすぎて色々インターン行きまくったりして世界広げようとしたので今思うと大分恥ずかしいが、まぁでも今見てもいいセリフだなと思ったりする。他にもいいシーンが多くある。

youtu.be

 

ざっくりと作品のあらすじを説明すると、最終日に最下位だと存在を消滅させられる「死神のゲーム」に巻き込まれた主人公たちがゲームからの脱出を図るというもの。その中で色々な人と出会ったりしながら主人公たちが成長していく物語。

前作の主人公ネクは大分濃い、とにかく癖のある自己中の塊のような主人公だったが、今回の主人公のリンドウとフレットは当たり障りなく周りと会話でき、ギスギスすることや真面目に振る舞うことはちょっとなんだかなって感じだったり、目の前の友人よりも会ったことがないソシャゲのフレンドの意見を信用したりとすごい現代っ子っぽくて意外だった。リンドウはがアルファツイッタラーのようなキャラの言葉とか好きで、最近の高校生がひろゆきが好きみたいに解像度が妙に高いな…と思ったりした。

ネクは周りと協力ができることが成長として描かれていたが、リンドウは最初から表面取り繕って協力していけることができるので、自身で「選択」ができることが成長として描かれていた。SNSでいくらでも流される時代に面白いなというのと、選択自体がゲームシステムとシナリオに密接に絡んで無駄がなくて恐れ入った。

バトルは初出しのムービーだとしょぼく見えたけど、実際遊ぶと見た目以上に面白かった。前作も画面だけ見ると??って感じだったけど実際遊ぶとDSの2画面を完璧に活かしきった作品だったので今回もその良さを引き継いどるなって感じがある。

結局この内容で何が言いたかったのかわからない感じになってきた。とにかく良かったなというのと、13年前に出た学生のころ刺さったゲームの続編を今やってああその展開は最高だなって面白がれるのって中々ないような気がする。生きてるといいことあるんだなって気持ちになったのは多分過言。