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おそらく好きなコンテンツの話か雑記

理想と思想と行動と

タイトルの割にただのオタクの戯言で恐縮です。

アイカツオンパレード!というアイカツシリーズの新シリーズが10月から始まることが、今放送中のアイカツフレンズのワンマンライブの最後に発表された。端的に言うと今までのシリーズのアイカツキャラが総登場するものである。

今年のアイカツはフレンズを放送しつつ、春から初代の再放送が始まったりその世代のグッズ化や筐体でも曲が再録されるなど、ぼんやりとこの流れは予想できた。ただ、個人的には微妙にしっくりこずにいて、というのも劇場版のようにお祭りだとしたらまだしも、テレビシリーズとして今後こうなりますと言われると、過去に囚われて未来に進めなかったコンテンツなのかなと感じてしまうからだ。完全に間違った捉え方かもしれないが。

そう感じるのも自分が勤めてきた環境や人間環境で「現状維持を望むのは一番厳しい状況を生む」という思想を持っていて、そのとき前に進む後押しをくれるのがアイカツだった。だからアイカツが過去に回帰するというのはこう、何とも言えない気持ちである。

ただ、じゃあ自分は最新シリーズのフレンズをずっと応援してたかと言うとまぁ怪しくて、放送は毎週見てたけどぶっちゃけお金をかけた額でいうと最近出てきた初代のグッズ等の方が多いし、アイカツ筐体でも昔の曲をプレーしている。そんな人が他にもたくさんいて、その数字の結果が今回回帰する理由なんだろうな…と。アイカツフレンズも好きで、今回もライブに足を運んだりはしているものの、結局自分が好きなのは以前のシリーズなのかもしれない。他所に変化を望みながら自分は止まっているのかもしれない。

もちろんロングライフデザインということもあるし、新しいことが全てそのままいいというわけではない。初代やスターズが今でも通用するという証明でもあるし、今回オールアイカツとなる事自体が新しい変化とも捉えられる。フレンズが今年度で終わってそのままアイカツシリーズが終わってしまうよりも、最後半年はお祭りにしてしまってファンに喜んでもらって収束させようとしているのではといった邪推もできる。そして結局このPVを見てスミレちゃんいるじゃん…と楽しみにしている自分がいる。

というわけで結局楽しみではあるのだが、発表されたときはすごい違和感を感じてしまった。フレンズのライブで素晴らしいパフォーマンスをしてくれた人たちへのアンコールの直後にこの発表が流れ、過去作の演者がいきなり登場して曲が流れて…ということがしっくりこなかった原因かもしれない。いやー、自分わかさんもせなさんもすごい好きなんだけどなぁ。家でYoutubeで発表を見てたらすんなりと喜んだのかしら?

楽しみなコンテンツが供給されようとしてるのに、自分も面倒な人間になってしまったなぁと思う。こういう面倒な人間が多くなるとコンテンツ側は難しくなるよね…。