グラフィックデザイナーである著者が路上で見つけた看板等タイポグラフィーを紹介している本。文章が軽快な語り口で面白い。真面目な技法な内容から茶化した内容まで様々な紹介がされているが、いずれもタイポに関する知識があるからこその文章のように感じた。自分も普段面白いなと思ったタイポはinstagramにアップしてるけど、そこまで深掘りできてないので見る視点や経験が足りないんだと思う。
しかし普通な感じの看板でもとてもおもしろく語られていて電車内でふふっと言いながら読んでた。知識と経験があれば日常の様々なことが面白く見えるのだと思うし仕事や好きなことをもっと日常に転用できるのではないかとか思ったけど、気合入れると疲れそうだしいい塩梅でやっていきたい。