9人の書体デザイナーへのインタビュー、書体のメイキング、組見本からなる本。ヒラギノ、AXISフォント、りょう、丸明オールド、新ゴ等々、おそらく誰もがどこかで見たことのある有名書体のデザイナーさんたちが掲載されている。
なぜ書体デザイナーになろうとしたのか、なぜその書体を生み出したのか、普段見たり使っている書体は全て物語の上に成り立ってるんだというのが印象的。あと、先日小塚氏の本を読んで前提知識が入ってたおかげか、内容をより理解できた気がした。小塚氏がほとんどの人に影響を与えてたんだなというのも改めてわかった。書体に敬意を払うとともに、もっと上手く使いたい所存です。