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おそらく好きなコンテンツの話か雑記

ATARI GAME OVER見た

アタリの開発した「E.T.」というゲームが埋められているという都市伝説を検証する話。「E.T.」は当時のビデオゲーム業界を破滅させたとされている伝説的クソゲー(と言われている)。掘り出す様子に合わせてアタリの創業時からの歴史やE.T.制作時の話が関係者のインタビュー等で綴られている。アタリの名前はアタリショック等で聞いたことがあったが、実際どんなゲーム作ってるとか当時がどんな時代だったとか全然知らなかった。実はシリコンバレーで創業されてて、今のシリコンバレーの自由な社風の先駆けみたいな感じだったらしい。

都市伝説の話ではあるが、一企業の栄枯盛衰がしっかり描かれていて普通にドキュメンタリーとして面白かった。ヒット作連発してた花型クリエイターが、クリスマス商戦間に合わせるために5週間でゲーム完成させろっていう無茶なスケジュールでクソゲー作ってしまってキャリアが終わってしまって30年苦しんだとか、かなり厳しい話だと思う。ただそれでも職を転々としながら今は働きたいところで働けているってのよかった。関係者の話では、そんなスケジュールを招いた経営サイドが悪いとかで、彼は悪く無いという扱いされていたが色々あるのだと思う。ゲーム好きなら間違いなくオススメ。そうでなくても作り手好きな方は面白いと思います。